結婚できない理由 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
朝の四時、ローラは昔の恋人マックスからの電話で起こされた。大事な話があるのでこれから行くという。なぜ急に来るのだろう?五年前に彼の子供を身ごもったとき、ローラは十八だった。ところがマックスの弟ダニエルと結婚している姉のフェイから、マックスとは情事を重ね、彼の子供ができたと自慢げに知らされた。自分の妊娠のことを秘密にしていたローラはひどいショックを受け、彼との唯一の絆である小さな命を流産で失ってしまう。マックスはきっと、自分がフェイの子の父親だと気づいたんだわ。彼によって、姉の結婚生活も子供の将来も危険にさらされる。わたしの人生はともかく、それだけは防がなければ。だが訪ねてきたマックスは、フェイとダニエルが逮捕されたので、二人の子供の面倒を見てくれ、と思いもかけないことを口にした。
愛を見つけた航路 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
モデル派遣事務所を経営するゲリー・デイカは、同居人カーラの紹介で、ブリンという男性と知り合った。ブリンは貿易商で、太平洋上の産物を売買しているらしい。ゲリーが休暇中だと聞いたブリンは彼女に短期間の仕事を持ちかけた。ポリネシアの小島に赴き、植物を編んで作った名産品の帽子について、最近売り上げが落ちてきた原因を調査してほしいという。熱帯の島で休暇を過ごせるならと、ゲリーは仕事を引き受けた。さっそく島に渡ったゲリーだが、次の日カーラから、事務所でトラブルが発生したからすぐに帰ってほしいと緊急電話が入る。ブリンに相談すると、彼はクルーザーで途中まで送ると言ってくれた。次の朝珊瑚礁の中で思いもかけないことが待ち受けているとも知らず、ゲリーは彼に感謝してクルーザーに乗りこみ、眠りについた…。
ボス運の悪い人 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
父、母、そして義理の父をつぎつぎに亡くし、エミーは義理の祖母の“ハンナおばさん”とふたり暮らし。秘書として経験を積み、能力はあるのに職を転々としているのは、おもにハンナおばさんが原因で遅刻や欠勤が増えるせいだ。でも、もう安心。おばさんは高級老人ホームに入居し、エミーはそれを経済的に支えられるような、高給が約束された一流企業の重役付個人秘書の職を得たのだ。仕事は楽しかったが、上司のバーデンには好感を持てなかった。女性からの電話は多いし、友達の奥さんと不倫しているようだし。そんなある日、ハンナおばさんがホームから抜け出し、エミーは仕事に穴を開けてしまった。怒ったバーデンはエミーに“夜中の十二時までに仕事を仕上げろ”と命じた。
プリンセスになる条件―地中海の王子たち〈3〉 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
「気は確かなのか?」突然、男性の声がして、愛馬をねぎらっていたミリーはぎくりとした。高すぎる生け垣を馬で飛び越えるところを見られたんだわ。しぶしぶ顔を上げた彼女は、さらに仰天した。目の前に、マルディビノ公国の皇太子ジャンフェロが立っていたのだ。屋敷に滞在していることは知っていたけれど、堅苦しい席が苦手なミリーは会うのを避けてきた。それにしても、どうして彼は痛いほどのまなざしで見つめてくるの?もうすぐ姉に結婚を申し込む人なのに。
内容(「MARC」データベースより)
伯爵令嬢ミリーは、生け垣を馬で飛び越える現場を、屋敷に滞在中の皇太子ジャンフェロに目撃されてしまう。どうして彼は痛いほどのまなざしで見つめてくるの? もうすぐ姉に結婚を申し込む人なのに…。
南仏の休日 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
ジョシーは、母の遺産、南フランスの家“モン・アブリ”を相続し、新しい暮らしに夢ふくらませて、その地マントンへと向かった。しかし、そこで彼女を待っていたのは、隣人の手荒な歓迎だった。謎の隣人―リオン・ケント。ジョシーの父からモン・アブリを購入することになっていた彼は、家で眠っていたジョシーを侵入者と思い、追い払おうとしたのだ。最悪な形で出会ったジョシーとリオン。どちらが正当な持ち主なのか、鍵を握るのはショシーら父だったが、彼はアメリカにいて、戻ってくるまで一週間待たねばならない。やむなく家をめぐる争いも休戦、友達として共同生活をすることに。そう、二人は一週間だけの友達になるはずだった。ところが、リオンが口にしたのは…婚約しているふりですって。
コテージに咲いたばら (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
カトリーナは田舎道を自転車で走っていてオートバイにはねられた。オートバイはそのまま逃げ、道に座り込んでいた彼女を助けたのはちょうど車で通りかかったハンサムな医師グレンヴィルだった。カトリーナは十二歳のときに両親を事故で亡くして以来、独身の伯母と田舎のコテージでつましく暮らしている。医師は親切にも彼女をコテージに送り届けてベッドに寝かせ、外出していた伯母に代わって面倒を見てくれた。彼の親切には感謝すべきだったが、医師としての義務感からそうしているとしか思えず、カトリーナは素直になれなかった―好きじゃないわ、あんな人。それでも彼女はしぶしぶ礼状を書いて送った。どうせ私のことなんて忘れているでしょうけれど。
暴君に恋をして―地中海の王子たち〈1〉 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
デッキの上に、女性が倒れているのが見える。マルディビノ公国の王子ニコは船に飛び乗り、黄褐色の髪をした美しい女性を助け起こした。ビーチハウスに運び、一昼夜つきっきりで看病すると、彼女はようやく意識を取り戻した。エラと名乗るその女性は、彼が誰か知らないらしく、物怖じしない態度で接してくる。ニコには新鮮な驚きだった。このまま正体を隠し続け、普通の男として恋を楽しむのはどうだろう。
内容(「MARC」データベースより)
デッキの上に、女性が倒れているのが見える。マルディビノ公国の王子ニコは船に飛び乗り、黄褐色の髪をした美しい女性を助け起した。ビーチハウスに運び、一昼夜つきっきりで看病すると、彼女はようやく意識を取り戻したが…。
誘惑された夜 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
セクシーなドレスを身にまとい、バーに乗り込んだジェシーは、浮気調査の対象となる男性を見つけて見をみはった。写真で見るのと印象が違う。実物のほうがずっとすてきだわ。でも、この男性は妻から浮気を疑われている身なのだ。警戒しているところへ突然彼がやってきて、ダンスに誘われた。ダンスは信じられないほどすばらしく、一緒にホテルに行こうと熱くささやかれたときには、すでに抗うことなどできなくなっていた。だが、一片の理性がジェシーを押しとどめた。彼女は化粧室に行くふりをして、その場から走り去った。
内容(「MARC」データベースより)
セクシーなドレスを身にまとい、バーに乗り込んだジェシーは、浮気調査の対象となる男性を見つけて目をみはった。写真で見るのと印象が違う。実物のほうがずっと素敵だわ。でも、この男性は妻から浮気を疑われている身なのだ。
プリンセスになる条件―地中海の王子たち〈3〉 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
「気は確かなのか?」突然、男性の声がして、愛馬をねぎらっていたミリーはぎくりとした。高すぎる生け垣を馬で飛び越えるところを見られたんだわ。しぶしぶ顔を上げた彼女は、さらに仰天した。目の前に、マルディビノ公国の皇太子ジャンフェロが立っていたのだ。屋敷に滞在していることは知っていたけれど、堅苦しい席が苦手なミリーは会うのを避けてきた。それにしても、どうして彼は痛いほどのまなざしで見つめてくるの?もうすぐ姉に結婚を申し込む人なのに。
内容(「MARC」データベースより)
伯爵令嬢ミリーは、生け垣を馬で飛び越える現場を、屋敷に滞在中の皇太子ジャンフェロに目撃されてしまう。どうして彼は痛いほどのまなざしで見つめてくるの? もうすぐ姉に結婚を申し込む人なのに…。
プリンセスを演じて―地中海の宝石〈2〉 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
便宜上の結婚のはずが、愛なきロイヤルウエディングに…。南太平洋に浮かぶ独立したばかりの島国サントローザに、ローレンは工場の視察に訪れた。ところがそこに行くのは危険だと、ギイという謎の男性に止められる。無精髭を生やし、着古した服に身を包んでいても、彼には人を従わせずにはおかない威厳が備わっている。ローレンは視察をあきらめるが、折も折、暴動が起こり、着の身着のまま空港に駆けつけざるをえなくなった。空港管理官は、パスポートなしでの出国は無理だと言い張るのみ。刻々と危険が迫るそのさなか、ギイの驚くべき言葉が響いた。「ぼくたちを結婚させてくれ。ぼくが彼女の保証人になる」。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ドナルド,ロビン
ニュージーランド北部の家に、生まれる。十五歳で師範学校に学び、十九歳で結婚、同時に小学校の教師となる。子育てを終えて一時休んでいた教職に戻り、かたわら執筆を始めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)